ワンちゃんの歯みがき、できていますか？
実は人と同じくらい、お口のケアってとっても大切なんです。
デンタルケアが大切なワケ
ワンちゃんの口の中は人と違ってアルカリ性です。だから虫歯にはなりにくいのですが、その分「歯石」がとってもできやすいんです1）。
歯石は、歯にたまった「歯垢（しこう）＝細菌のかたまり」が3日ほどで石のように固まったものです。
さらにそれを放っておくと、2週間以内に歯周病に進んでしまうことがあるんです2）。
びっくりかもしれませんが、2歳までのワンちゃんの約80%が何かしらの歯周病を持っているという報告もあるんですよ！3）
ちなみに歯垢は歯磨きで落とせますが、歯石になるとおうちで取るのは難しく、動物病院での「スケーリング（歯石除去）」が必要になります。
なんと、スケーリングを年に1回行うと死亡リスクが18.3%下がるという報告も4）。
「歯の病気と命に関係あるの？」と思うかもしれませんが、実は歯周病は全身にも影響を及ぼす恐ろしい病気なんです。
歯石は、歯にたまった「歯垢（しこう）＝細菌のかたまり」が3日ほどで石のように固まったものです。
さらにそれを放っておくと、2週間以内に歯周病に進んでしまうことがあるんです2）。
びっくりかもしれませんが、2歳までのワンちゃんの約80%が何かしらの歯周病を持っているという報告もあるんですよ！3）
ちなみに歯垢は歯磨きで落とせますが、歯石になるとおうちで取るのは難しく、動物病院での「スケーリング（歯石除去）」が必要になります。
なんと、スケーリングを年に1回行うと死亡リスクが18.3%下がるという報告も4）。
「歯の病気と命に関係あるの？」と思うかもしれませんが、実は歯周病は全身にも影響を及ぼす恐ろしい病気なんです。
歯周病ってどんな病気？
歯周病は、歯にたまった歯垢が原因で、歯ぐきに炎症が起きる病気のことです。
そのまま放っておくと、歯を支える骨や靭帯にまで炎症が広がり、歯が抜けたり、あごの骨が折れてしまうこともあります。
また、細菌が血管を通じて全身にまわると、心臓・肝臓・腎臓など他の臓器に悪影響を及ぼすこともあるんです。
つまり、歯周病は「お口のトラブル」だけでなく、命にもかかわる全身の病気につながる可能性があるということなんです。
そのまま放っておくと、歯を支える骨や靭帯にまで炎症が広がり、歯が抜けたり、あごの骨が折れてしまうこともあります。
また、細菌が血管を通じて全身にまわると、心臓・肝臓・腎臓など他の臓器に悪影響を及ぼすこともあるんです。
つまり、歯周病は「お口のトラブル」だけでなく、命にもかかわる全身の病気につながる可能性があるということなんです。
歯周病を防ぐには？
歯周病の原因は「歯垢」です。
だから、毎日の歯磨きで歯垢を落とすことが一番大切！
ただし、どうしても歯磨きが難しい場合や、すでに歯石がついている場合は、年に1回は病院で歯石除去（スケーリング）をしてあげましょう。
だから、毎日の歯磨きで歯垢を落とすことが一番大切！
ただし、どうしても歯磨きが難しい場合や、すでに歯石がついている場合は、年に1回は病院で歯石除去（スケーリング）をしてあげましょう。
おわりに
ワンちゃんが元気に長生きするためには、お口のケアがとても大切です。
とはいえ、歯磨きを嫌がる子も多く、無理に続けるとワンちゃんもご家族も疲れてしまいますよね。
大事なのは、その子に合ったケアを、無理なく楽しく続けること。
それが健康につながり、絆ももっと深まります。
気になることがあれば、ぜひスタッフにご相談くださいね。
一緒に、続けやすいケア方法を探していきましょう！
とはいえ、歯磨きを嫌がる子も多く、無理に続けるとワンちゃんもご家族も疲れてしまいますよね。
大事なのは、その子に合ったケアを、無理なく楽しく続けること。
それが健康につながり、絆ももっと深まります。
気になることがあれば、ぜひスタッフにご相談くださいね。
一緒に、続けやすいケア方法を探していきましょう！
参考文献
1）Fraser A. Hale, 2009. Can Vet J 50(12): 1301-1304
2）World Small Animal Veterinary Association Global Dental Guidelines 2020
3）Marshall, M. D. et al., 2014. BMC Vet Res 10
4）Silvan R Urfer et al., 2019. J Am Anim Hosp Assoc 55(3):130-137
2）World Small Animal Veterinary Association Global Dental Guidelines 2020
3）Marshall, M. D. et al., 2014. BMC Vet Res 10
4）Silvan R Urfer et al., 2019. J Am Anim Hosp Assoc 55(3):130-137
