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猫の爪切りのやりかた【動画付き】
ご自宅でネコちゃんの爪を切ったことはありますか?

猫は自分で爪とぎするからやらなくても平気!というわけではありません。
爪とぎで爪が尖るため、ご家族や家具を引っ掻いてしまう可能性や、親指が巻き爪になってしまうこともあります。
特に高齢猫は関節炎等で徐々に爪とぎをしなくなってくる子もおり、中には肉球に爪が刺さって病院にやってくる子もいます。

もちろん病院に連れて来てもらえればできる場合が多いですが、なかなか病院に連れていくのも大変な場合もあると思います。ご自宅でできるお手入れ、はじめてみませんか?

爪切りの手順

爪が見えるように露出させよう
猫の爪の出し方を知っていますか?
猫の爪は普段引っ込んでいるため、肉球と爪の根本あたりを優しく押すと、爪がにゅっと出てきてくれます。
ちなみに猫の爪の数は、前足5本、後ろ足4本です。
爪を切ってみよう
爪を露出させた状態で爪を切ります。爪はやや透けた白っぽい部分とピンク色の部分がありますが、ピンク色の部分は血管と神経が走っているため、そこは切らないようにしましょう。ピンク色の部分から2-3mm余裕をもって切る方が良いです。詳しい切り方は動画を見てみてください。爪が黒い子は血管が見えない場合もあります。その場合は少しずつ切って断面を観察し、中央が黒くなってきたら血管が近いのでそれ以上は切らない方が良いです。

万が一出血させてしまった場合は慌てず指で断面をしばらく抑えて止血してあげてください。

爪切りを嫌がる子は無理せずおやつ等で気を引いて一日一本ずつでも切るのも良いと思います。

爪切りの頻度は1-2ヶ月に一度が目安です。
動画提供
動画提供:東京猫医療センター 服部幸先生