「おしっこに血が混じっている」
「何度もトイレに行くのに、少ししか出ない」
「治療したのに、またすぐ症状が出てきた」
そんなときは、膀胱炎だけでなく「尿路上皮がん」という病気が隠れていることがあります。
尿路上皮がんってなに??
尿路上皮がんは、膀胱や尿道など、尿の通り道を覆っている細胞からできるがんです。
この病気で特に注意したいのが、症状が膀胱炎や尿石症とよく似ていること。
たとえば、
といった症状がありますが、どれも膀胱炎でも見られる症状でもあります。
「膀胱炎かな?」と思って治療をして一度よくなっても、すぐに繰り返す場合には、詳しく調べてみることが大切です。

どうやって検査・治療するの?
まずは尿検査やエコー検査などで、膀胱や尿道の状態を確認します。
必要に応じて、レントゲンやCT検査、細胞を調べる検査、尿や組織の一部から調べる遺伝子検査(BRAF遺伝子検査)などを組み合わせて診断していきます。
症状だけでは膀胱炎との区別が難しいため、いくつかの検査を組み合わせてしっかり確認することが大切です。

尿路上皮がんに対する治療には外科と内科があります。がんの場所や広がり方によっては、手術を検討することもあります。場所によっては手術が難しいこともあるため、消炎鎮痛薬や抗がん剤などの内科治療が選ばれます。
その子の状態に合わせて、治療方法を考えていきます。
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尿路上皮がんは、膀胱炎とよく似た症状が出るため、気づくのが難しいこともあります。
普段から
「おしっこの回数が増えていないかな?」
「血が混じっていないかな?」
「出しづらそうにしていないかな?」
と見てあげてくださいね。
特に、膀胱炎のような症状を何度も繰り返す場合は、一度動物病院に相談にいらしてくださいね。