猫は冬場になると、気温が低下するためか飲水量が少なくなることが多いようです。
もともと猫は水の少ない砂漠地域で生活していたため、飲水量が少ない動物です。飲水量が少なくなると、猫で多い病気である膀胱結石、腎臓結石、膀胱炎や腎臓病など泌尿器系の病気になるリスクが高くなります。出来るだけ飲水量を増やす工夫が出来ると良いと思います。
猫の飲水量を増やす例を紹介します。
【水飲み場を増やす。】
冬に飲水量が減るのは気温が下がり動きが鈍くなるため、水飲み場まで行くのがおっくうになり飲水量が少なくなります。
【冷たい水、温かい水、水道水、浄水器の水などを試す】
猫はそれぞれ個体によって、好む水の種類があるようです。飲み水に氷を浮かべるとよく水を飲んでくれる猫もいるようです。
【飲み水に味を付ける】
あくまでも一例ですが、人間用水煮ツナ缶の煮汁を約500mlの水に混ぜてこれを飲水用として使用します。問題点は毎日人間がツナを食べなければなりません。
【色々な容器を試す】
猫はそれぞれ個体によって、好む容器の種類があるようです。
【噴水式もしくは流水式の飲水用品を試す】
ペットショップ等で販売されている、噴水式や流水式の水飲み場です。猫によっては、よく水を飲むようになるようです。
【ウェットフードを与える】
ウェットフードは水分が多く含まれています。ただ問題点は歯石がつきやすくなる事です。
【飲水ゼリーを与える】
ゼリー状の水分補給製品です。色々なメーカーから発売されています。ウェットフードほどではないですが、歯石は築城安くなります。
当院で使用している製品のリンクはこちらです。ピュリナ・ハイドラケア、ベッツセレクション・脱水ケア・ゲル