最近、うちの子が軟便や下痢をすることが多くて調子が良くない…
元気はあるけれど、お腹の調子がずっと悪い……そんなワンちゃんはいませんか？
そんなとき、是非この記事を読んでみてください！
もしかしたら検査や治療が必要な病気かもしれません。
長く続くお腹の不調
もしかすると、腸の粘膜に慢性の炎症が起きているのかもしれません。
腸の粘膜で炎症が起き、それがしばらく続くと、腸で食べ物の栄養がうまく吸収できなくなります。その結果、下痢や吐き気などが起こります。
この病気を“慢性炎症性腸症”と呼び、下痢や吐き気が続くと、だんだん食欲低下、体重減少、脱水などの症状が出てきます。
この病気の原因はまだ完全に分かっていませんが、遺伝子の異常、腸内細菌の乱れ、食事、免疫の異常などの要因が重なることが関係していると考えられています。
腸の粘膜で炎症が起き、それがしばらく続くと、腸で食べ物の栄養がうまく吸収できなくなります。その結果、下痢や吐き気などが起こります。
この病気を“慢性炎症性腸症”と呼び、下痢や吐き気が続くと、だんだん食欲低下、体重減少、脱水などの症状が出てきます。
この病気の原因はまだ完全に分かっていませんが、遺伝子の異常、腸内細菌の乱れ、食事、免疫の異常などの要因が重なることが関係していると考えられています。
こんな症状はない？？
胃腸の症状が3週間以上つづくことが、この病気の大きなポイントです。一番多い症状は下痢、軟便です！
その他にも次のような症状があるときは、一度病院へ連れてきてあげてくださいね。
その他にも次のような症状があるときは、一度病院へ連れてきてあげてくださいね。
下痢、軟便、血便
嘔吐
お腹の張り、お腹が鳴ることが増える、腹痛
食欲の低下
食べているのに痩せてきた（体重が数ヶ月以内に5％以上減る）
検査や診断
慢性炎症性腸症の診断は難しく、１つの検査では診断することができません。
血液検査や便検査、超音波検査などの検査を組み合わせて、他の病気（ホルモン病、肝臓病、腎臓病、膵臓病、腸の感染症や寄生虫、腸のがん）を除外しつつ判断していくことが重要です。
血液検査や便検査、超音波検査などの検査を組み合わせて、他の病気（ホルモン病、肝臓病、腎臓病、膵臓病、腸の感染症や寄生虫、腸のがん）を除外しつつ判断していくことが重要です。
おもな治療
この慢性炎症性腸症の治療として、食事療法はとても大切です！
症状がそれほど重くない子であれば、食事療法だけで良くなる子も多いですよ。食事療法にも様々なものがあるので、その子に合うものを探していきます。
他にも、その子の状態に合わせてステロイド剤や腸内細菌のバランスを整える製剤を使うことがあります。
症状がそれほど重くない子であれば、食事療法だけで良くなる子も多いですよ。食事療法にも様々なものがあるので、その子に合うものを探していきます。
他にも、その子の状態に合わせてステロイド剤や腸内細菌のバランスを整える製剤を使うことがあります。
慢性炎症性腸症は「病気を完全にゼロにする」というより「長くうまく付き合っていく」病気です。
下痢や軟便などが3週間以上続く場合には、早めに検査を受けてみることをおススメします。
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病院情報
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動物病院名
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長町南動物病院
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住所
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宮城県仙台市太白区長町南3丁目8-28
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電話番号
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