thumbnail
だいずの登山日記⑩

なあ~父ちゃん、今日はどこ行くん?
(ワクワクが止まらへん~)


高取山??高取城??お城があんの?
母ちゃん、教えて~

だいちゃん、高取山ゆうんわな、標高584m、山頂には立派な高取城跡があるねんで。お城やなくて跡やけどな。

高取城ゆうのは、NHKの大河ドラマ「豊臣兄弟」の豊臣秀長ゆかりのお城や。

日本三大山城の一つなんやけど、城下町から本丸までの比高が全国一で(446m)、
壮大な規模やから、「日本最強の城」って呼ばれる、まさしく難攻不落の山城やねん。

へ~~~なんこうふらく??
ようわからんけど、母ちゃん、よ~知ってるな~


ほな、いこか。ついといで~!!

なんかだんだん険しなって来たわ。

これがなんこうふらくか~

けっこう厳しいなんこうふらくや。

ちょっと休憩。

木の根っこいっぱい!
昔の人は、こんなところを必死で登って攻め込んでたんやなあ~
重たい鎧とか着てな~
ええ根性してるな~

うわ!猿や~!

これは猿石ゆうてな、古代飛鳥時代に作られたといわれてんねん。
現在の明日香村平田から掘り出されて、高取城建てるときに石垣にするために運ぶ途中でここに置かれたとか、郭内と城内の境界示す結界石として置かれたとか言われてるねん。

猿石は、全部で5体あってな、こないだ世界遺産登録された「飛鳥・藤原の宮都」の中に、吉備姫王墓ってあるんやけど、その中に4体あって、1体だけここにあんねん。

へえ~なんかこのお猿さんだけはみごでかわいそうやな。
微妙に世界遺産にも外れてしもたし。

でも、このお猿さん、なんか笑てはるわ。おもろい顔してはんな~
一人でもなんか楽しそうやな~


国見櫓に到着!

国見櫓からは、奈良盆地や大和三山(香久山、畝傍山、耳成山)、天候が良ければ六甲山、比叡山、大阪のビル群まで見える絶景スポット!青空に映えて、最高の景色や~!!

・・・と、父ちゃん!苦しいやん!
せっかく景色を見てるのに、もう~無理にこっち向かさんとって!




だいちゃん、これが松ノ門跡やで。

なんか石垣がいっぱいになってきたなあ~
階段も急やわ~
これがなんこうふらくか~

行くで-!!


ついに高取城跡!

そして本丸!!

わ!びっくり!
クマが出たかと思ったわ。
父ちゃんは、もしクマが出ても、だいが吠えてくれると言ってるけど、、、
そら、吠えますよ。一応犬ですから。でも申し訳ないけど、おしっこちびりながら逃げると思います。はい。
ボクは、父ちゃんが肌身離さず持っている笛や爆竹に期待してます。はい。









後ろの石垣は本丸跡の一番高台になる天守台跡。

高取城の石垣は、「野面積み(のづらづみ)」という工法で築かれていて、大きさの違う自然石を上手に組み合わせているので、地震や風雨に強くて、400年経ってもしっかり残ってるんやって。

この巨大な杉の木も、150歳くらいらしいで。

150歳のおじいちゃんの杉の木さん、こんなおっきな日陰を作ってくれて、ありがとう~
おかげでみんなでゆっくり休憩できます。

頂上に到着~!!

本丸跡からは、南に吉野の山々が望めます。

広くて気持ちええわ~あきらめずに登って来た甲斐があったで~

さあ、帰りは、壷阪寺に向かって降りていくで~

母ちゃん、がんばれ!

まだ足動くか?



おっと!父ちゃん!大丈夫か!
スリップ注意や!!
父ちゃんにも肉球があったらええのにな。

帰りもなんこうふらくやで!がんばれ!








お釈迦様の弟子たちを彫った「五百羅漢」がいっぱい。神秘的~

巨大な岩に直接彫られた磨崖仏群や岩を動かして一体一体彫った石仏群があるんやで。
この中に、自分や家族に似た顔が必ず見つかるって言われてるんやて~

ほんでな、夜中にそっと頭をなでると、一つだけ温かいものがあって、それは亡くなった親の顔に似ているっていう言い伝えもあるんやで。
でも夜中にはよう来んな~

ボクも夜中はちょっと遠慮しときます。はい。

壷阪寺に着いたで~

壷阪寺は、アジサイ寺としても有名。目の病気を治してくれる観音様もあるよ。

受付のお姉さんが、「ワンちゃんもどうぞ~」と言ってくれたので、ボクもお寺の中に入れてもろたよ。

最後は、いつも通りドッグカフェで休憩~

おやつも頂きました~

さすがの体力自慢のボクもウトウト・・・

それにしても、なんこうふらくって何やったんかな・・・

こんなボクでも眠くなってしまうくらいすごい山ってことかな・・・

だいちゃん、まあ、、、、そういうことやよ。ようがんばったね。
帰りの車でゆっくりおやすみ・・・

また行こうね。