最近寒暖差が激しいですね。
夕べも寒かったですね-。
こんな夜に体が冷えると、小さな動物たちは、急に弱ってしまいます。
先週は、急に食べなくなったうさぎさんが毎日のようにやってきました。
昼間暖かいので大丈夫かなと思って夜の保温をやめてしまうと、思いのほか夜中の室温が下がったり、フロ-リングが冷えていたりで、お腹を冷やしてしまいます。本当に寒くないか確認を(特に明け方)。
また、うさぎもハムスタ-も、換毛期と重なって、舐めた毛をいっぱい飲み込んでしまいがち。
この季節、「冷え」と「毛球」とで、胃腸うっ滞を起こす子が非常に多いのです。
まめにブラッシングして抜け毛を取ってやること、毛玉溶解剤を与えること、夜間の保温を行うこと、しっかり食べさせること(うさぎさんは特に牧草)。
小鳥さんも換羽期は羽が減って保温しづらくなっているので、冷えは禁物!そして新しい羽を作るのに栄養が取られてしまうので、弱りやすくなります。小鳥さんのケージの温度は、28~30℃必要です。すきま風が当たらないように注意を。
のんびりうららかな良い季節ですが、小さな相棒にとっては油断ならない季節です。
適切なケアと観察で、元気に乗り切ってくださいね。
ネオ動物病院
津村泰子