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シニア期の疾患

シニア期

今まで元気だったわんちゃんやねこちゃんも、7歳からはシニア期に入ります。
シニア期になると、筋力の低下や病気の影響などで今まで出来ていたことが出来なくなったり、視力や聴力の低下により不安になったりと、ケアが必要になってくることが予想されます。
また、体も弱り病気にもかかりやすくなります。気温や生活環境の変化で体調を崩しやすくなるので、小さな変化を見逃さないよう気をつけましょう。
今回は、シニア期に入ると増える病気と症状をいくつかご紹介いたします。
お家のわんちゃんやねこちゃんで気になるところや、この症状当てはまるかも⁈というのがあれば、お気軽にご相談ください。

気をつけたい老犬の病気5選!

歯周病
お口が臭い、歯茎が赤い・腫れている、頻繁にくしゃみをするなどの症状が出ます。
僧帽弁閉鎖不全症
散歩などの運動を嫌がる、疲れやすい、咳をする、元気がない等の症状が出ます。
慢性腎臓病
体重が減る、多飲多尿、尿の色が薄い、吐き気があるなどの症状が出ます。
認知症
夜泣きする、トイレの失敗が増える、狭い場所に入り込みバックすることができない、ぐるぐると回って歩く(旋回運動)などの症状が出ます。
腫瘍
腫瘍は脳、腹腔内、皮膚、口腔、鼻腔などいろんな場所にできます。
場所によって症状は様々ですが、けいれん発作が出たり、元気喪失、食欲不振、嘔吐・下痢、くしゃみ、いびきなどの症状が出ます。

気をつけたい老猫の病気5選!

歯周病
お口が臭い、歯茎が赤い、ご飯を食べない、涎が多い、手で口を掻く仕草をするなどの症状が出ます。
慢性腎臓病
多飲多尿、尿量が少ない、尿が出ない、体重が減る、元気がない、嘔吐、痙攣などの症状が出ます。
関節炎
運動や高いところに登らなくなる、爪とぎや毛づくろいをしなくなる、地面に足がつけなくなる、トイレに入りにくそうにするなどの症状が出ます。
甲状腺機能亢進症
行動が非常に活発になる、攻撃的になることがある、多飲多尿、食欲は増加するが痩せてくる、脱毛したり毛づやが悪くなる、頻脈、呼吸が速くなる、嘔吐・下痢などの症状が出ます。
腫瘍
腫瘍は脳、腹腔内、皮膚、口腔、鼻腔などいろんな場所にできます。
場所によって症状は様々ですが、けいれん発作が出たり、元気喪失、食欲不振、嘔吐・下痢、くしゃみ、いびきなどの症状が出ます。

病気は早期発見が大切!

人もそうですが、病気は早期発見がとても大切になります。
人は何か症状があれば自分で感じ取り、病院へ行き、話すことができます。
ですが動物の場合、自分で感じ取ることはできるかもしれませんが、自分で病院に行き、自ら話すことは出来ません。
その為、これらの病気は進行してから発見されることが多いのが現状です。
当院では、定期的な健康診断をおすすめしております。
健康診断で病気の早期発見に繋がることも多いので、ぜひこの機会にわんちゃんやねこちゃんと病院へご来院ください。