ワンちゃんネコちゃんの平均寿命は、ここ
10年で約1歳もアップし、今では犬
14.1歳、猫
14.4歳といわれています
1)。
つまり
“シニア期(目安は7歳頃以降) ”がグッと長くなるので、
今のうちからちょっと環境を整えておくだけで、ケガや病気のリスクを減らせるチャンスです!シニアのワンちゃんネコちゃんのお世話ポイントも紹介しますね。
まだまだ元気いっぱい!
シニアと言っても、7歳ごろのワンちゃんネコちゃんはまだまだ走り回ってるし、昔とちっとも変わらない!と感じる方も多いでしょう。
見た目では分からない変化が少しずつ起きているかもしれません。
滑らない床マットや、キャットタワーの見なおし、高さのある食器台に替えて、体の負担を減らす
健康診断は年1回 → 年2回に。病気を早期発見できれば、治療の選択肢も広がるちょっとしたことですが、この頃からスタートしておくと、後々の大きな怪我や病気に“そもそもなりにくく”できると思います。
なんとなくシニア期なんだ、と心にとどめておくと、最近水を飲む量が増えたかも?と思った時に、シニアだし病院へ連れて行こう、という行動に繋がるかもしれません。
動きがゆっくりになってきたと感じるようになったら…
だんだん歩くスピードがゆっくりになった、顔周りの毛が白くなってきたな…など、若い頃の様子とは徐々に変わってくるようになります。
なるべく、
“自分の足で動ける時間”を大切にしてあげてください!
散歩やキャットタワーでの運動を続けて体力を維持する
もし視力が落ちてきたら、家具の配置やお散歩コースは変えないように
猫の腎臓ケアには、水器を増やす+ウェットフードで水分をしっかりとらせる無理のない範囲で体と頭を使うことで、筋力低下や認知能力の衰えを防ぐことができますよ。
また、この頃になると毛づくろいをしなくなった、階段の上り下りをしなくなった、といったお話も聞きます。老いによって行動が変化した可能性もありますが、何か病気が潜んでいるケースもあります。少しでも気になれば、是非一度相談にいらしてください。

本格的な介護が必要になってくる頃
寝たきりや夜鳴きなど、サポートが必要な場面が増えてきたら…
排泄トラブルがある場合、動物用おむつの使用やトイレ位置を見直してみる
寝たきりになってきたら床ずれ防止クッションと体位変換で痛みを最小限にする
夜鳴きや徘徊は、サプリメントや薬でラクになる場合もある正しくサポートしてあげることで痛みや不安を和らげ、ご家族の寝不足や心労も減らしましょう。他にも何かお困りのことがある場合はお気軽に相談してくださいね。
いつまでも元気でいてほしい家族ですが、シニア期はやってきます。その時にワンちゃんネコちゃんがなるべくストレスなく毎日穏やかな生活が送れるように、是非私たちにお手伝いさせてください!