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最近の小鳥の診療
最近の小鳥さんの診療

最近、新しく小鳥を飼われる方が増えました。
新しく買ってこられた子は、来院前に、まず検便をされることをお勧めします。
特にヒナの場合、まだ羽毛も不十分で、保温機能も不十分です。
ただでさえ、環境が変わってストレスを受けているので、しばらくはおうちに慣れさせてあげましょう。
元気にしているなら、寒空の中無理に連れてこられるよりも、おうちで安心させてあげる方が大切です。

まず、新しい便をラップに包んでお持ちください。

やはり多いです、メガバクテリア(マクロダブラス)。
嘔吐や下痢、食欲や元気の低下(顔が餌で汚れていたら、嘔吐してる可能性あり)。
あまり症状のない子もいて、1歳くらいになって、ちょっと軟便ぎみかな?
とのことで検便してみたらいた!っていう子もいました。
1つのケ-ジに何十羽も詰め込んで売ってるようなところは要注意です。

飲み薬で治療しますが、なかなかしつこいので、何回か検便と投薬が必要です。

注意!春になって、カラスも繁殖期を迎えますので、絶対にベランダに出したりしないでくださいね。
ケ-ジ越しでも襲われてしまいます!


では、かわいい小鳥さんたちと春を満喫してくださいね。

津村泰子