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ハムスタ-のこと、もっと知ろう!! 第2弾
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2026.10.03
ハムスタ-のこと、もっと知ろう!! 第2弾
ハムスタ-のこと、もっと知ろう!!
第2弾
その3 ~生活環境~
ハムちゃんにとってどんな環境が快適なのでしょう?
ハムちゃんの身体のことや心のこと、いろんな理解不足から病気にしてしまうことがあります。
ハムちゃんが、安心して暮らせて、健康でいてくれるために一緒に勉強していきましょう!
① ケ-ジ
ケ-ジには、主に以下の3つのタイプがあります。
●金網タイプは、ハムスタ-がよじ登って落下しやすく、背骨を折ったり、脊髄を損傷し下半身麻痺になる事故が多発しますのでお勧めしません。
また。硬い金網をかじることで不正咬合が起こりやすくなります。
●アクリルタイプ、プラスチックタイプは、2階やロフトを作らないようにすれば登れないので、落下事故は防げます。
冬は保温性が高いのですが、夏は熱がこもりやすくなります。
マメにトイレや敷材を変えてやらないと湿気やアンモニア臭がこもりやすいのが難点です。
アクリルよりプラスチックの方が視界が曇りやすくなります。
●この他にもガラスの水槽タイプもあります。
防音性が高く、敷材を深く敷き詰めてやれるのがメリットですが、湿気やアンモニア臭がこもりやすいのと重いのがデメリットです。
●深い衣装ケースをケ-ジにするという方法もあります。
メリットはなんといっても広さと深さですが、デメリットは、中が見えにくいのと、空気穴などの加工が大変なこと、湿気がこもりやすいことです。
ふだんはアクリルや水槽タイプのケージにし、遊ばせるときに、運動場として、登って逃げられないくらい深い衣装ケ-スを利用するという使い方もできます。
●ケージをつなぐパイプ(ハムスタ-用トンネル)もあります。
ハムスタ-はもぐるのが大好きなので、入ってよく移動します。
運動量も増え、ストレス解消にもなります。
ただし体格に合ったサイズを選ばないと、頬袋にいっぱい食べ物を詰めて入ると、途中でつっかえて動けなくなってしまうことがあります。
また、パイプの中で排泄すると、湿気がこもり、雑菌的になるので、マメに掃除が必要です。
湿気を防ぐため、小さな通気孔がたくさん開いたタイプのパイプがいいと思います。
ただし、穴をかじって広げたり、パイプのつなぎ目が外れて脱走することの無いようマメに点検しましょう。
落下事故につながるので、垂直にはつながないようにしましょう。
↑衣装ケ-スの上に格子のフタを付けたタイプです。フタを変えることで通気性が良くなっています。フタは事故や脱走を防ぐためにハムスタ-が届かない高さに。
↑金網を使わず、2階建てにもせず、平屋タイプのケ-スを側面から水平にパイプで連結。
落下事故を防ぎつつ安全に行動範囲を広げることができるレイアウトです。
② 温度と湿度
前回お伝えしたように、ハムスタ-は乾燥地帯の動物なので、ケージ内は温度20∼25℃、湿度40~60%に保ちましょう。
以下のようなコ-ドレスの温度・湿度計をハムスタ-の届かない高いところにセットして、チェックし、調整しましょう。
冬は疑似冬眠させないよう、必ず保温しましょう。
通院時も冬は保温しましょう。夏は保冷剤をタオルで巻いて添えましょう。
暑すぎないか、寒すぎないかは、必ず自分の手で確認しましょう!「道中暖め過ぎ!」「着いたらぐったり」の事故がたまにあります。
③ 敷材
敷材にもいろいろありますが、ハムスタ-が毎日触れて、もぐって、巣を作るものなので、吸水性があり、低粉塵、無香料で、安全に掘れることが大切です。
粉塵や香料はアレルギ-の原因になることがあります。
以下に敷材の種類とお勧め度をまとめました。
●汚れたり濡れたりしたところは、毎日交換しましょう。
湿気やアンモニアはハムスタ-の呼吸器の炎症や皮膚炎の原因になります。
●ハムスタ-は巣穴を掘る習性があるので、紙の敷材を15cm以上の深さで敷き詰めてやると、喜んでホリホリしてもぐると思います。
ハムスタ-は夜行性なので、昼間は巣穴か巣箱で寝ていると思います。そんな時は、あんまり掘り起こさないであげてくださいね。
●針葉樹のチップにアレルギ-を起こす子が非常に多いので、使わないようにしましょう。
●綿は、頬袋に入れると詰まって出せなくなるので避けましょう。
↑針葉樹のチップに触れてお腹がアレルギ-性皮膚炎になってしまったハムスタ-
④ トイレと巣箱
ハムスタ-は、比較的トイレを覚えてくれますが、覚えない子もいます。
無理にしつけたり叱ったりはしないでくださいね。温かい目で見てやってください。
●トイレは、体が無理なく入る大きさで、倒れにくい安定したものにしましょう。
ハムスタ-がトイレをする場所を決めているようなら、その場所に置いてみましょう。
アンモニアの刺激が強いので、トイレと巣箱は離しましょう。
毎日マメに掃除しましょう。
●トイレ砂は、固まるタイプは避けてください。口に入れてしまったら、頬袋の中や消化管で固まって閉塞してしまい、命に関わります。
無香料、低粉塵で、固まらないタイプの天然ゼオライト100%がお勧めです。
固まらないタイプでも、腸に詰まる可能性もありますので、砂を食べてしまう癖がないかよく観察してあげてください。どうしても食べる子は、食べても消化できるコーンや牧草(チモシ-)にする方が安全です。
●巣箱は、暗くて落ち着けるもので、方向転換ができるくらい広くて出入りしやすいものを選びましょう。
陶器の巣箱は、冬はひんやりし過ぎるので、夏は陶器、冬は木製という風に変えてみましょう。夏でも冷房の効いた部屋なら木製の方がいいかも。
木製は汚れやすいので、マメに掃除したり交換してください。
プラスチック製は、かじって破片を飲み込むような子は避けた方が良いでしょう。
巣に持ち込んだエサを残してないか?腐ってないか?を毎日必ずチェックして、汚れたチップと一緒に片付けましょう。ただし、毎日全替えしてしまうと自分の臭いがなくなり安心できないので、汚れたところだけ取り換えましょう。
掃除のしやすさから、底板がないタイプや外せるタイプ、あるいは屋根が外れるタイプが便利です。ハムスタ-が落ち着いて眠れるように、掃除の時間はなるべく一定にして、それ以外は頻繁に外さないようにしてくださいね。
⑤ 砂浴び場
水浴びはさせない!
ハムスタ-は、毛の密度が高いので、水に濡れるとなかなか乾きません。
そのため自分で体温調節できなくなり、低体温症や疑似冬眠や肺炎を起こしてしまいます。
なので、絶対にお風呂には入れないでください!
代わりに砂浴びで皮脂や汚れを落とし、皮膚の通気性を良くします。
砂浴びは、野生の習性なので、ハムスタ-にとって、ストレス発散にもなります。
●砂浴び用の砂
水で固まらない天然素材で、加熱殺菌済みの粒子が細かいものを選びます。細かい乾いた粒子の方が、毛の隙間の汚れや油分をきれいに取ってくれます。
香料が入っていると、目の赤味やくしゃみといったアレルギ-症状が出ることがあります。
●砂浴び容器
中でゴロゴロ転がれるくらい広くて、砂を掘っても飛び散りにくいものが良いでしょう。
ドワ-フ系では直径15cmくらい、ゴ-ルデンハムスタ-なら直径20cm以上、深さは5~7cm位が良いでしょう。
バスハウスやサンドル-ムという名前で売っていますが、条件を満たせば、陶器やガラスの器で代用しても良いと思います。
トイレとは離して置きましょう。
●掃除
汚れたり濡れたりしたところを毎日すくって取り、雑菌の繁殖を防ぐため、週1回は容器も洗い、全替えしましょう。
●砂が気に入らないと、砂浴びしないことがあります。
そんな時は、砂のメ-カ-を変えてみるのも一つです。
●砂浴びの様子をしばらく観察して、砂を大量に食べてしまうことがないか観察してください。
そういう子は、監視下で10分と時間を決めて行うか、砂浴びは危険と考えて、やめた方が良いでしょう。
⑥ 回し車
本来は、夜の砂漠でエサを探し求めて何キロも歩くハムスタ-です。
狭いケ-ジの中でいつでも食べれる状態だとどうなるでしょう?
❶運動不足から肥満になってしまいます。
食事の量や内容の問題も大いにありますが、運動不足も大きな問題です。
ジャンガリアンの子に肥満の子が多く、上から見ると大福もちのように丸い子もしばしば、、、。
ジャンガリアンは、遺伝的に糖尿病になる子が多いので、ヒマワリや果物、ドライフルーツやクッキ-など高カロリ-、高脂肪で糖分の多いものばかり与えていると危険です。
ハムスタ-は血液検査すら困難で、糖尿病になってもインシュリンを打つこともできません。
どうしても治療に限界があるので、予防が肝心!
若いうちから食事と運動でしっかり体重をコントロ-ルしましょう!
ちなみに、適正体重は、ジャンガリアンは♂35~45g、♀30~40g、ゴールデンは♂85~130g、♀95~150gくらいです。
頬袋が空っぽの時にキッチンスケ-ラ-で測ってみてくださいね。
❷運動不足から筋力が落ちます。
筋力が低下すると、事故やケガをしやすくなったり、高齢になってからあまり歩けなくなったり、免疫力が低下します。
❸走ることは本能なので、走れないことでストレスがかかります。
ストレスのはけ口として暴れたり、いろいろなものをかじったり、砂を食べたり、自傷したり、いろいろな問題行動が出ます。
回し車は、運動不足と肥満の予防、ストレス解消の必須アイテムです。
走る本能→回し車や広いケ-ジやトンネルで、掘る本能→たっぷりの敷材でストレス解消を!!
●回し車の注意点
メッシュや格子状のものは、足が挟まって骨折することもありますので、避けましょう。
ケージと一体化しているものや足の着く面がフラットなものが比較的安全です。
ネジで取り付けるタイプは、車とネジの間にもぐり込んで挟まることもあります。
スタンドタイプは、回しているときに倒れて上にかぶさってしまうことがありますので、重心の低い、倒れないものを選びましょう。
勢いよく回していると、遠心力で飛ばされて落ちてしまうこともありますので、おちても安全な低い位置に設置し、敷材がクッションになるようたっぷり敷いておきましょう。
以上、今回はハムスタ-の生活環境についてもっと知ろう!でした。
次回はハムスタ-の食事のことをもっと知ろう!の巻です。
お楽しみに。
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津村泰子
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